研究教育業績集 甲斐広文先生 教員生活25周年および教授就任10周年記念
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遺伝子機能応用学分野の現況 遺伝子機能応用学分野の研究室は,まず,治療薬がなく,患者さんが少ない病気(遺伝病など)をターゲットにした創薬研究(いわゆるオーファンドラッグ)を行いつつ,将来的には,その成果をもとに,その他の一般的な複合疾患(生活習慣病など),慢性炎症疾患の治療薬の開発への糸口を探索するという戦略をとっている.研究室員全員が毎朝7:30からスタートしている.一部の学生は,博士後期課程に海外ラボ(今年度からは米国ジョージア州立大学)で研鑽を積んでいる.研究室発足当初は,甲斐,有馬英俊助教授,首藤助手(現 講師)でスタートし,その後,有馬先生が製剤設計学分野教授に栄転され,メリーアンスイコ助手(現 助教)が加わり,現在の3名体制となった.また,石山 妙さん,篠崎 愛さん,原 優子さん,そして現在の野口和子さんが秘書として研究室を陰で支えた. 本研究室のターゲット疾患 1.粘液産生過剰あるいは感染による自然免疫過剰反応を伴う、呼吸器疾患 2.慢性腎疾患(CKD) 3.家族性アミロイドポリニューロパチー 4.悪性腫瘍 5. 代謝性疾患 目指す創薬あるいは医療機器開発 1.客観的な評価に耐えうる呼吸器疾患治療薬(切れ味鋭い去痰薬) 2.CKD予防法(薬)あるいは腎保存期療法 3.家族性アミロイドポリニューロパチー発症遅延薬 4.ガン予防薬あるいはガン悪性化抑制薬 5.代謝性疾患予防法(薬) ターゲット分子群あるいは手法 ENaC、TLRs、TTR、Molecular chaperones、MEF、FAM105A、p53、KCTD2、 Lucidenic acids、IL-17、RMA1、HRD1、ABC transporters、MET、Rbなど 社会貢献(商品化)実績 • 代謝性疾患用の新規医療機器の開発と商品化。商品名:バイオメトロノーム • 産地同定等、科学的なエビデンスに基づいた漢方素材の煎じ食品の開発と商 品化。商品名:にが茶

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