熊本大学大学院生命科学研究部 遺伝子機能応用学分野

研究内容

Outline 研究プロジェクト・チームの概要

現在の研究内容について簡単に示しました。
詳細はオープンにできない内容もありますので、より詳しく現状を知りたい方は研究室まで足を運んでいただければ幸いです。

研究理念
  1. 幅広い研究テーマを網羅し、特に、アンメットメディカルニーズの高い遺伝性疾患(オーファン)に対する治療薬(法)の開発を目指す。
  2. その成果をもとに、分子基盤・症状が類似したアンメットメディカルニーズの高い患者数の多い慢性多因子疾患(生活習慣病など)の治療薬の開発への糸口を探索する。
  3. 慢性多因子疾患の治療には、伝承医療用途があり安全性が高い天然素材の活用を考慮したり、または、多因子を同時に標的化できる物理療法の実践も視野に入れている。
  4. 地域エコプログラム・新ベンチャーとの連携を意識した、創薬評価系の構築・実践および各種治療薬候補化合物の創薬標的妥当性の科学的根拠を得る。
  5. 各研究プロジェクトに関して、下記の項目を実施し、入口から出口まで熊薬オリジナルの研究・開発を目指す。
    基礎研究(分子機序解明)→治療薬探索研究・スクリーニング(地域エコ事業)→ in vivo応用研究・トランスレーショナル研究
研究プロジェクト

研究室全体として、具体的に下記のプロジェクトを実施している。

  1. 難治性慢性代謝・炎症疾患(慢性腎臓病・糖尿病・乾癬など)の予防・治療のための薬剤または医療機器の開発
  2. 難治性慢性肺疾患の予防・治療法の開発
  3. アミロイドーシス(家族性アミロイドポリニューロパチーFAP,アルツハイマー型認知症)の治療法の開発
研究チーム

研究室内の学生・大学院生は、下記の4つの研究チームに分かれて、日々、研究に邁進している。

  1. 慢性腎臓病チーム
  2. 難治性慢性肺疾患チーム
  3. Physical Medicineチーム
  4. Chemical Medicineチーム